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レポ市場混乱は一大事でない、「不況下で起きない限り」-ダイモン氏

  • 景気の勢いが弱まらない限り特に厄介なことにならないとダイモン氏
  • 「ひどい不況の下で発生すれば、はるかに深刻な影響を招くだろう」

米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は18日、米国の短期金融市場で今週発生した混乱について、重大な問題ではなく、景気の勢いが弱まらない限り特に厄介なことにならないとの見通しを示した。

  ダイモンCEOは、ワシントンで行われた米経営者団体ビジネス・ラウンドテーブルの記者会見で、「混乱が生じていることが一大事だとは思わない。しかし、それは景気が非常に順調な時に起きた。ひどい不況の下でその種の混乱が発生すれば、われわれが考えるよりはるかに深刻な影響を招くだろう」と語った。

  レポ金利が一時10%という記録的水準に上昇し、フェデラルファンド(FF)金利が誘導目標の上限を上回る状況を受け、ニューヨーク連銀はレポ取引を通じて17日に約532億ドル(約5兆7400億円)、18日には750億ドル(約8兆1000億円)の資金を市場に供給し、金利の沈静化に動いた。

  ダイモン氏は「銀行は極めて大量の流動性を保有しているが、流動性を利用する上での制約も非常に大きい。連邦準備制度は、まさに適切な対応を行ったとわれわれは考えている」と述べた。

原題:
Dimon Shrugs Off Turmoil in U.S. Money Markets as No Big Deal(抜粋)

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