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レポ金利急上昇、もう1つの原因はスティープ化見込む取引か

  • 2年債を買い10年債を売るスティープナー取引が人気
  • スティープナー取引のほとんどはレポ市場で調達した資金で行われる

長期債の利回り上昇を見込んでいる投資家が、最近の短期金融市場の金利急上昇を助長した可能性があると、クーツ・アンド・カンパニーの最高投資責任者(CIO)、アラン・ヒギンズ氏が分析した。

  2年物米国債と10年物のスプレッドが拡大すると見込む投資家が2年債を買い10年債を売るスティープナー取引が、銀行や一部ヘッジファンドの間で人気のあるマクロ取引になっていると同氏は指摘。この取引のほとんどはレポ市場で調達した資金で行われていると説明した。

  自分たちのしている取引が資金ひっ迫の理由ではないかと思っていると、同氏は18日、ブルームバーグラジオに語った。 銀行に問題がある「兆候ではない」と付け加えた。

  典型的な2年債と10年債のスティープナー取引では、例えば4単位の2年債の買いを1単位の10年債のショートで部分的に相殺する。従って、取引に必要な純資金は3単位で、通常はレポ市場を通じて調達される。

  今週は短期融市場が混乱し翌日物レポ金利が一時10%に達した。大量に発行される米国債を吸収しているウォール街企業がレポ市場参加者の資金需要を満たすのが難しくなった兆候だ。法人税支払いもシステムから資金を吸い上げた。

原題:Here’s One More Theory on What’s Causing the Repo Squeeze(抜粋)

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