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日産:日産トレーディングの売却へ交渉、1000億円規模-関係者

更新日時
  • 複数のPEや日本の商社などが関心-10月末までに買い手決定へ
  • 日産トレーディングは車部品や機械の輸出入などを手がける

日産自動車が子会社で自動車関連部品や機械の輸出入を手掛ける日産トレーディングを売却する方向で交渉に入ったことが18日、事情に詳しい複数の関係者の話でわかった。売却規模は1000億円程度になる見通しという。

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日産自動車のロゴ

  

  関係者らによると、既に売却の手続きが始まっており、複数のプライベート・エクイティ(PE)ファンドや日本の商社が関心を示している。関係者の1人によると、早ければ10月末までに買い手が決まる可能性もあるという。

  想定売却価格の算定には負債も含まれており、売却手続きは初期段階で現時点では何の合意も得られていないという。日産広報担当の奥田浩司氏は現時点ではコメントを控えるとした。

  日産の株価はこの日、一時前日比1.1%安まで値を下げていたが午後の報道を受けて下落幅を縮小。終値は同0.4%安の713.9円だった。

  昨年のカルロス・ゴーン前会長の逮捕・起訴以降、日産の業績は低迷。今年7月には世界の生産能力の10%削減や計1万2500人規模の人員削減などを柱とするリストラ策を発表し、立て直しを図っていた。 

  日産トレーディングのウェブサイトによると、同社は日産の全額出資で1978年に設立。インドやブラジル、ロシアなど海外各地に拠点を構える。昨年度の売上高は6761億円。今年3月31現在でのグループ連結従業員数は1300人。

  

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