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米金融当局、レポ金利急上昇でバランスシート拡大も-ガンドラック氏

  • 翌日物金利の急上昇は連邦準備制度への「警告シグナル」
  • NY連銀は17日にレポ取引で532億ドルを供給

翌日物レポ金利の急上昇を受け、米連邦準備制度はバランスシートの拡大に再び動き出す可能性がある。ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高投資責任者(CIO)がこう分析した。

  ガンドラック氏は「惨事が差し迫っているわけではないが、連邦準備制度はこの警告サインを利用し、ある程度のバランスシート拡大に戻るだろう」と予想。量的緩和に向けて少しずつ前進する方法になるとした。自身の運用するファンドの17日のウェブキャストで語った。

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ガンドラック氏

Photographer: Scott Eells/Bloomberg

  米短期金融市場での金利急上昇を受け、ニューヨーク連銀は17日に米国債などを担保とするレポ取引で市場に532億ドル(約5兆7500億円)を供給した。ICAPのデータによれば、翌日物レポ金利は一時10%まで跳ね上がっていた。ガンドラック氏は、金融当局が銀行システムを解き放つために再びバランスシートの拡大を始める公算が大きいとの見方を示した。

  ガンドラック氏はさらに、「一段の金利低下に賭けるのは素晴らしいアイデアはない」と指摘。今月1.42%まで低下した米10年国債利回りについて、今年の最低水準をさらに切り下げる可能性は恐らく低いだろうと語った。

  18日の連邦公開市場委員会(FOMC)については、政策当局者は発言をおそらく最小限にとどめるだろうとの見通しを示した。

原題:Gundlach Says Fed May Expand Balance Sheet After Repo Squeeze(抜粋)

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