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日本株は反落、米FOMC後を警戒-石油や素材関連が安い

更新日時
  • 8月の米鉱工業生産指数は前月比0.6%上昇、NY原油先物は反落
  • FOMC後は材料出尽くしで下落する経験則-三菱モルガン・三浦氏

18日の東京株式相場は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想されている利下げを受けたマーケットの反応が警戒され、ポジション解消とみられる売りが出た。海外商品市況安から鉱業など石油関連、鉄鋼や非鉄金属の素材、保険など金融株が安い。

  • TOPIXの終値は前日比7.96ポイント(0.5%)安の1606.62ー9営業日ぶりに反落
  • 日経平均株価は同40円61銭(0.2%)安の2万1960円71銭-11営業日ぶりの下落

<きょうのポイント>

  • 8月の米鉱工業生産指数は前月比0.6%上昇ー1年ぶりの大幅な伸び
  • 中国との通商取引成立は選挙前あるいは選挙翌日かもしれないートランプ米大統領
  • ニューヨーク原油先物は5.7%安、前日急騰分の一部を帳消し
    • サウジアラビア石油施設の生産能力回復が進む
  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)は日本時間19日に声明発表
Final Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三浦誠一投資ストラテジストは、FOMCの結果発表を控え「ギリギリまで様子見だった投資家のポジション調整が強まっている」と話した。FOMC後は材料出尽くし感から株価は下落する経験則があるとし、「無理にリスクを持ち越す必要はない」との見方が投資家の間であると言う。

  今回のFOMCでは利下げがほぼ確実視されている。前日までTOPIXは8連騰、日経平均は10連騰した結果、短期過熱感が強まっており、「想定通り25ベーシスポイントの利下げとなった場合の材料出尽くしを見越した利益確定売りも出やすい」といちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は指摘した。 

  次回会合以降について岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は、米中摩擦の緩和期待や原油価格の上昇で米インフレ懸念が出てきており、「利下げに動きにくい環境が相場の重し」とみていた。

  

18日は11営業日ぶりに反落

 

  • 東証1部33業種は鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、非鉄金属、保険、証券・商品先物取引が下落率上位
  • 電気・ガス、海運、サービスは上昇
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