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フェデックス株急落、貿易戦争で通期利益見通しを下方修正

更新日時
  • 通期1株利益見通しは最善のシナリオでも市場予想の下限に届かず
  • 見通し悪化に対応するため経費削減の取り組み強化へ

17日の米株式市場の時間外取引で米フェデックスの株価が急落した。同社は通期の利益見通しを下方修正し、貿易戦争の激化で世界経済が鈍化しつつあると警鐘を鳴らした。

  2020年5月期の調整後1株利益見通しは最善のシナリオでも13ドルと、ブルームバーグが集計したアナリスト25人の予想下限よりも1ドル低い水準となった。発表資料によると、同社は見通し悪化に対応するため経費削減の取り組みを強化する。

  フレッド・スミス最高経営責任者(CEO)は発表資料で「貿易摩擦の激化や政策の不透明感に伴う世界的なマクロ環境悪化で業績が引き続き悪影響を受ける」と説明した。

FedEx's revised forecast scorched the courier's shares

  フェデックスの株価は通常取引終了後の時間外取引で一時9.2%安の157.40ドルとなり、今年に入ってからの上昇分が吹き飛んだ。

  20年5月期の調整後1株利益は11-13ドルとなる見通し。前年度比16%以上の減益を見込んでいることになる。6月時点では前年度の15.52ドルに比べ「1桁台半ば」の減益率になるとの見通しを示していた。

  19年6-8月(第1四半期)の調整後1株利益は3.05ドルと、アナリスト予想平均(3.15ドル)を下回った。売上高はほぼ横ばいの170億ドル(約1兆8400億円)。営業利益は8.8%減の9億7700万ドル。営業利益率は5.7%と、前年同期の6.3%から低下した。

原題:FedEx Plunges After Cutting Outlook on Trade War, Weaker Economy (抜粋)

(2段落目以降にCEOのコメントや決算内容を追加して更新します)
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