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【米国株・国債・商品】株と国債が上昇、FOMC決定控え

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17日の米株式相場は小幅高。米国債も上昇した。一方で原油相場は大幅安。無人機の攻撃を受けたサウジアラビアの石油施設で、一部操業が再開されたことなどが手掛かり。米連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日から政策決定会合を開催しており、あす18日に声明を発表する。市場では利下げが見込まれている。

  • 米国株は小幅高、不動産銘柄が買われる
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.801%
  • 原油市場では北海ブレントが大幅安、サウジ施設で生産能力の回復進む
  • NY金は続伸、小幅レンジでの取引-FOMC決定控えて様子見

  S&P500種株価指数は小幅高。配当利回りの高い不動産銘柄が特に上げた。10年債利回りは低下し、1.8%に接近。ニューヨーク連銀はこの日、公開市場操作(オペ)を実施し、市場に資金を供給した。米短期金融市場で金利が2日連続で急上昇し、月半ばとしては異例の事態となったことに対応した。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%高の3005.70。ダウ工業株30種平均は33.98ドル(0.1%)上昇の27110.80ドル。ナスダック総合指数は0.4%上げた。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが4.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、1.801%。

  エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ネラ・リチャードソン氏はサウジ石油施設への攻撃について、投資家に地政学緊張が高まることのリスクを思い起こさせたと指摘。「これまでに米国の貿易問題のエスカレーションや、英国の欧州連合(EU)離脱について指摘してきたが、この2年かけて見てきたことだ。予期せぬリスク要素は突然出現し得る」とした上で、「しかも、それがどこからやってくるのか常に分かるわけではない」と述べた。

  原油価格は大幅反落。週末に攻撃を受けたサウジアラビアの石油施設で、生産能力の回復が進んでいることが明らかになった。ロンドンICEの北海ブレント11月限は4.47ドル(6.5%)安の64.55ドルで終了。一時63.79ドルに下げる場面もあった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は3.56ドル(5.7%)安の1バレル=59.34ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。日中は小幅なレンジでの取引となった。FOMCの政策決定を翌日に控えて様子見姿勢が広がった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.90ドル(0.1%)高の1オンス=1513.40ドル。

原題:Treasuries Rally on Eve of Fed Decision; Oil Sinks: Markets Wrap(抜粋)

Oil Drops as Saudi Repair Efforts Temper Global Supply Anxiety

PRECIOUS: Gold Holds Gains Near $1,500 Ahead of Fed Meeting

(第4段落にコメントを追加し、更新します)
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