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9月17日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル下落、米当局のオペに注目-FOMC決定控え

  17日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが下落。米短期金融市場での資金需給の不均衡への対応として、米金融当局が市場へのドル資金供給を増やす措置を講じた。主要10通貨では、ポンドとユーロの上げが目立った。

  • ニューヨーク時間午後4時49分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%安。一時は0.2%上昇する場面もあった。ドルは主要10通貨に対しては高安まちまち
  • モントリオール銀行(BMO)の外為戦略グローバル責任者、グレッグ・アンダーソン氏:
    • 「米金融当局が常設レポファシリティーを導入する可能性が高まったとの見方が市場には織り込まれている」
    • 実際に導入されれば、「流動性がタイトな状況でのドル不足はやや緩和する」
    • 「ドル需要は、ほんのわずかながらも低下する」
    • 関連記事:NY連銀、10年ぶりシステムレポで資金供給-短期金利が異例の急上昇
    • 備考:連邦公開市場委員会(FOMC)は18日、利下げを決定すると広く予想されている
  • サウジアラビア情勢が引き続き注目される中、主要10通貨ではカナダ・ドルなどが軟調。一方、ノルウェー・クローネは同10通貨の大半に対して上昇
  • 原油相場は下落。サウジアラビアは週末の石油施設への攻撃で失われた石油生産量の70%を近く回復するとの報道が背景
  • ドルは対ユーロで0.6%安の1ユーロ=1.1071ドル。対円ではほぼ変わらずの1ドル=108円13銭

欧州時間の取引

  ドルが主要10通貨の大半に対して上昇。原油相場の混乱が収まる中、金融政策が主要な材料となった。オーストラリアとスウェーデンの中銀政策会合議事要旨がハト派的だったことがドルを支えた。米金融当局は2日間の日程でFOMCを開催。

原題:Dollar Falls as Funding Issues in Focus Before Fed: Inside G-10(抜粋)

Dollar Gains as Market Focus Turns to Central Banks: Inside G-10

 

◎米国株・国債・商品:株と国債が上昇、FOMC決定控え-原油反落

  17日の米株式相場は小幅高。米国債も上昇した。一方で原油相場は大幅安。無人機の攻撃を受けたサウジアラビアの石油施設で、一部操業が再開されたことなどが手掛かり。米連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日から政策決定会合を開催しており、あす18日に声明を発表する。市場では利下げが見込まれている。

  • 米国株は小幅高、不動産銘柄が買われる
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.801%
  • 原油市場では北海ブレントが大幅安、サウジ施設で生産能力の回復進む
  • NY金は続伸、小幅レンジでの取引-FOMC決定控えて様子見

  S&P500種株価指数は小幅高。配当利回りの高い不動産銘柄が特に上げた。10年債利回りは低下し、1.8%に接近。ニューヨーク連銀はこの日、公開市場操作(オペ)を実施し、市場に資金を供給した。米短期金融市場で金利が2日連続で急上昇し、月半ばとしては異例の事態となったことに対応した。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%高の3005.70。ダウ工業株30種平均は33.98ドル(0.1%)上昇の27110.80ドル。ナスダック総合指数は0.4%上げた。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが4.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、1.801%。

  エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ネラ・リチャードソン氏はサウジ石油施設への攻撃について、投資家に地政学緊張が高まることのリスクを思い起こさせたと指摘。「これまでに米国の貿易問題のエスカレーションや、英国の欧州連合(EU)離脱について指摘してきたが、この2年かけて見てきたことだ。予期せぬリスク要素は突然出現し得る」とした上で、「しかも、それがどこからやってくるのか常に分かるわけではない」と述べた。

  原油価格は大幅反落。週末に攻撃を受けたサウジアラビアの石油施設で、生産能力の回復が進んでいることが明らかになった。ロンドンICEの北海ブレント11月限は4.47ドル(6.5%)安の64.55ドルで終了。一時63.79ドルに下げる場面もあった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は3.56ドル(5.7%)安の1バレル=59.34ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。日中は小幅なレンジでの取引となった。FOMCの政策決定を翌日に控えて様子見姿勢が広がった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.90ドル(0.1%)高の1オンス=1513.40ドル。

原題:Treasuries Rally on Eve of Fed Decision; Oil Sinks: Markets Wrap(抜粋)

Oil Drops as Saudi Repair Efforts Temper Global Supply Anxiety

PRECIOUS: Gold Holds Gains Near $1,500 Ahead of Fed Meeting

◎欧州債:イタリア債中心に下落、イタリア政局の不安高まる

  17日の欧州債市場でイタリア債が下落。同国のレンツィ元首相が連立政権を担う中道左派の与党民主党(PD)から離党したことを受け、政局に対する不安が高まった。

  • イタリア10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して0.92%。ドイツ債とのスプレッドは7bp拡大して139bp
  • ドイツ債は変わらず。中核国債のパフォーマンスは準中核国債を上回った
  • ドイツ10年債利回りはマイナス0.48%、フランス10年債利回りは2bp上げてマイナス0.18%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:
Italian Bonds Lead Euro-Area Decline; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

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