米NAHB住宅市場指数、11カ月ぶり水準に上昇-販売現況が良好
William Edwards、Jeff Kearns
更新日時
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが17日発表した米住宅建設業者のセンチメント指数は、9月にほぼ1年ぶり高水準に上昇した。販売の現況指数で勢いの加速が示された。住宅ローン金利の低下が寄与しているもようだ。
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- 貿易戦争や世界の成長減速が米経済の見通しに重しとなる中、住宅ローン金利はほぼ3年ぶりの水準に低下している。米金融当局による7月の利下げ後、借り入れコストは低下。今週17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)でも利下げが予想されている。
- NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディエツ氏:
- 「着実な世帯形成や魅力的な住宅ローン金利が寄与し、建設業者の見通しを明るくしている」
- 「ただ中国との貿易対立に起因する不透明感が、建設業者の不安を強めている」
詳細
- 全米4地域では、北東部が2005年以来の高水準に並び、南部と西部は約1年ぶり高水準。中西部はほぼ1年ぶりの高水準で変わらず
- 統計表
原題:U.S. Homebuilder Sentiment Rises to 11-Month High as Sales Gain(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します.)
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