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トランプ米大統領、次の標的は欧州高級ブランド-報復関税で

更新日時
  • WTO、エアバスへの補助金理由に報復関税賦課可能と判断
  • 酒類やハンドバッグなど数十億ドルの欧州製品が標的となり得る

欧州の高級品トップブランドの幾つかが、トランプ米大統領の関税攻撃の次の標的になりそうだ。ウイスキーやワイン、シャンパンなどの酒類や、ハンドバッグなど数十億ドル相当の米国向け輸出品が対象となり得る。

  世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は13日、エアバスへの違法な補助金を理由に米国が欧州に報復関税を賦課できるとの判断を明らかにした。欧州連合(EU)関係者によると、この決定は月末までに正式に発表され、年間50億-70億ドル(約5400億-7600億円)相当の報復関税が認められる見込み。

  フランスの高級品メーカー、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの株価は16日のパリ市場で一時4%余り下落した。米政府はWTOの決定発表から数日内に行動する見込みで、年間250億ドル相当の欧州からの輸入品について、最大100%の関税を賦課する対象候補をリストアップしている。その中で最も高額なのは航空機とその部品だが、高級品ブランドも格好の標的だ。

  ドンペリニヨンやモエ・エ・シャンドン、ヘネシーなどのワインとスピリッツおよびジバンシィ、ケンゾー、ルイ・ヴィトンなどの革製品ブランドを持つLVMHは特に影響を受けやすい。

  米国はLVMHなど欧州高級品メーカーにとって最重要市場の一つ。ブルームバーグのデータによれば、LVMHの2018年の米国人向け販売額は112億ユーロ(約1兆3350億円)だった。

  ジャンジャック・ギオニー最高財務責任者(CFO)は7月の電話会議で、同社は「関税と貿易障壁に敏感だ」と述べていた。

Billionaire And LVMH Chief Executive Officer Bernard Arnault Holds News Conference As Luxury Brand Makes $13 Billion Christian Dior Deal

ジャンジャック・ギオニー最高財務責任者(CFO)

原題:New Trump Tariffs May Soon Hit European Luxury Exports (Correct)(抜粋)

(第5段落を追加します。更新前の記事でダナ・キャランを削除して訂正済みです).)
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