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サウジ、攻撃受けた石油施設の生産50%回復は最短で数週間後-関係者

  • 無人機攻撃受けたアブカイク、50%の生産復旧に数週間から数カ月
  • アブカイク石油施設への攻撃で世界の原油供給は5%喪失

無人機(ドローン)の攻撃を受けたサウジアラビアのアブカイク石油施設について、生産が50%を回復するまで数週間ないし数カ月かかる見通しだと、事情に詳しい関係者が明らかにした。

  公式発表前であることから匿名を希望した関係者によると、国営石油会社サウジアラムコは施設の状況や修理が必要な範囲の査定をまだ終えていないものの、速やかに復旧が可能な生産能力は半分未満にとどまるとの見方を強めている。見通しは攻撃を受けた直後よりも悲観に傾いていると、この関係者は述べた。

  同施設が受けた無人機攻撃で世界の原油供給の約5%が失われ、原油価格は記録的な急騰。サウジの原油生産のほぼ半分に当たる日量570万バレルを処理するアブカイク石油施設の操業停止は、石油市場にとって単一では史上最悪の打撃となった。

  世界最大の石油輸出企業であるアラムコは現在、在庫を使って顧客に供給を続けているものの、一部の顧客には注文とは違うグレードを受け入れるよう要請している。トランプ米大統領は潤沢な供給を確保するため戦略備蓄からの石油放出を許可する方針を示した。

Saudi Stockpiles

Kingdom has about 26 days of crude exports in storage, Rystad says

Source: JODI, Rystad Energy

Note: 26-day figure based on domestically-held stocks, not overseas inventories

原題:Aramco Said to Face Weeks Without Majority of Abqaiq Output(抜粋)

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