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アラムコ石油施設、全面復旧には数週間ないし数カ月要する可能性

更新日時
  • アブカイクの石油施設の損傷は当初の推計より甚大-アナリスト
  • 生産停止分の最大50%はかなり早期に回復可能との見方

14日に石油施設が無人機(ドローン)の攻撃を受けたサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、迅速な生産再開は難しいとの悲観的見方を強めており、アブカイクの石油処理施設の全面復旧には数週間ないし数カ月を要する見込みだ。

  生産が半減したサウジがどの程度の期間で復旧できるかに世界的な注目が集まっている。減少分は世界の石油供給量の約5%に相当し、原油価格は急上昇した。当初は数日で生産は大方回復しそうだと目されていたが、サウジ当局者が外交当局高官に語ったところでは、「深刻」な供給混乱は数週間ないし数カ月続く見通しだという。

  サウジ外務省は16日、同国の原油生産は半減したと発表した上で、攻撃に使われた武器はイラン製だったと指摘した。事情に詳しい複数の関係者が匿名で明らかにしたところでは、アラムコは施設の状態や補修が必要な範囲をなお調査中だが、現時点では、早急に回復可能な生産能力は50%弱にとどまるとみている。

  コンサルティング会社エナジー・アスペクツのチーフ石油アナリスト、アムリタ・セン氏は「アブカイクの石油施設の損傷は当初考えられていたよりも甚大だ」とし、「生産停止分の日量570万バレルの最大50%はかなり早期に回復可能とわれわれはみているが、全面復旧には数週間ないし数カ月を要する可能性がある」と述べた。

Oil Disruptions

Saudi attack tops biggest disruptions in history

Sources: International Energy Agency, Bloomberg

原題:Aramco Said to Be Less Optimistic on Pace of Output Recovery (1)
   Aramco Faces Weeks or Months Without Bulk of Abqaiq Output (2) (抜粋)

(サウジ外務省の発表やアナリストの見解などを追加して更新します.)
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