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9月13日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。


◎NY外為:ポンドが上昇、EU離脱懸念が緩和-ドルは軟調

  13日のニューヨーク外国為替市場ではポンドが上昇。他の主要10通貨よりも堅調となった。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念が弱まり、ポンド買いが入った。ドルは軟調。米中通商交渉を巡る雰囲気が引き続き明るいことからドル売りがやや優勢になった。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%安。一時は8月13日以来の低水準を付けた。ドルはポンドの堅調に圧迫された。一方、逃避先通貨はしっかり。カナダ・ドルとニュージーランド・ドルは下げが目立った
    • ドル指数は週間でも0.2%下げ、2週連続で低下
  • 中国政府が国内企業に大豆や豚肉など米国産の農産物を購入するよう促していることを明らかにし、これらの品目を追加関税の対象から除外すると発表したことがドル売りにつながった。米中の通商交渉チームは来月、協議を実施する
  • ポンドはニューヨーク時間午後4時54分現在、1.4%高の1ポンド=1.2504ドル。英議員がEU離脱に対する姿勢を弱めたことが買いを誘った
  • ユーロはドルに対して0.1%高の1ユーロ=1.1076ドル。一時は約2週間ぶりの高値を付けた。予想されたほどハト派的ではなかった前日のECBの決定を受け、ポジション調整が続いた
  • 米10年債利回りは一時1.90%まで上昇し、8月2日以来の高水準
  • 8月の米小売売上高は市場予想を上回るペースで伸びたが、自動車を除くベースでは予想を下回った。飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたベースのコア売上高は予想に一致。9月のミシガン大学消費者マインド指数は予想を上回ったが、現況指数、期待指数はともに予想を下回った
  • ドルは対円で変わらずの1ドル=108円10銭。108円12銭の100日移動平均線近辺で小動きとなった。週間では1.1%上昇し、1月以来の大幅高

欧州時間の取引

  ポンドが上昇。英国が10月31日の期日までに合意できるとの思惑から買いが入った。

原題:Pound Surges as Brexit Fears Ease; Dollar Falls: Inside G-10(抜粋)
Pound Rallies on Fresh Optimism for Brexit Deal: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:S&P500種が小幅安、週間ベースでは上昇

  13日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅安。終盤には下げを埋める場面もあった。米国債市場では利回りが大きく上昇した。

  • 米国株はS&P500種が小幅安-週間では主要3指数全て上昇
  • 米国債は下落、米経済指標に反応-10年債利回り1.896%   
  • NY原油は下落、週間でもマイナス-供給過剰への懸念広がる
  • NY金は3日ぶり下落-1オンス=1499.50ドル       

  週間ベースでは主要3指数は全て上昇し、3指数とも3週続伸となった。今週は一部の投資家がグロース株からバリュー株へローテーションを進め、相場の変動が大きくなった。13日の市場ではアップルが下げ、ナスダック総合指数の重しとなった。

  フロスト・インベストメント・アドバイザーズのシニアファンドマネジャー、アラン・アデルマン氏は「市場ではボラティリティーが高まるだろう」と予想した。

  米中の貿易問題に関して10月に予定されるハイレベル協議を控え、市場では貿易合意に対する楽観が強まりつつある。

  Eトレード・ファイナンシャルの投資戦略担当バイスプレジデント、マイク・ローウェンガート氏は、「ホリデーシーズンを控え、インフレが抑制されていることから、小売りセクターの勢いは続く可能性がある」と分析。「堅調な個人消費が他のセクターにも活気を与える可能性はある。貿易を巡る緊張は重要な注目点で、米中の関税合戦はこの重要な指標を脅かしかねない」と述べた。

  S&P500種株価指数は0.1%安の3007.79。ダウ工業株30種平均は37.07ドル(0.1%)高の27219.52ドル。ナスダック総合指数は0.2%下落。

  米国債相場は下落。朝方発表された米小売売上高とミシガン大学消費者信頼感指数が堅調な内容だったことから、景気拡大が続くとの見方が強まった。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し1.896%。

  ニューヨーク原油先物相場は下落し、2週間ぶりの安値。これで4日続落となり、週間ベースでもマイナス。今後市場が供給過剰に直面するとの国際エネルギー機関(IEA)の予想が材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は24セント(0.4%)安の1バレル=54.85ドル。週間では3%下げた。ロンドンICEの北海ブレント11月限は16セント下落し60.22ドル。

  ニューヨーク金先物相場は3日ぶりに下落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は7.90ドル(0.5%)安の1オンス=1499.50ドル。

原題:U.S. Stocks End Mixed as Dollar, Bonds Decline: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Dive, Sending 10-Year Yield to Highest in Six Weeks

Oil Posts Biggest Weekly Drop Since July Amid Supply Concerns

Gold Buys Least Copper in a Month Amid Easing Trade War Fears

  

◎欧州債:ドイツ債下落、利回り曲線がスティープ化-英国債安い

  13日の欧州債市場でドイツ債が下落。イールドカーブはベアスティープ化した。パフォーマンスは米国債を上回った。米国で発表された経済統計がアナリスト予想を上回ったのが手掛かり。英国債は下落。英国の合意なきEU離脱懸念が後退した。

  • ドイツ債利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇してマイナス0.45%。週間ベースでは2017年6月以来の大幅上昇となる。ECB政策委員会メンバーのバイトマン、ホルツマン、クノット3中銀総裁はいずれもECBが前日発表した一連の緩和策に異論を唱えた
    • 米国で発表されたミシガン大学消費者マインド指数と小売売上高はいずれも市場予想を上回った
  • 英10年債利回りは一時9bp上昇して0.77%。ジョンソン英首相はユンケル欧州委委員長と離脱協定について16日に協議する
  • フランス10年債利回りは6bp上げてマイナス0.18%。イタリア10年債利回りは変わらず0.86%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Bunds Slide, Curve Steepens as Gilts Slump; End-of-Day Curves(抜粋)

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