米消費者マインド指数:9月は92、急低下した前月から上昇
William Edwards
更新日時
9月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は上昇。大幅に低下した前月から持ち直した。
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- 今回の統計では、貿易戦争や世界経済減速といった中でも米消費者が今後も景気拡大を支えていく可能性が示された
- 経済への関税の影響を巡る懸念は強まっている。回答者の38%が悪影響について言及-この比率は2018年3月以降で最も高い
- トランプ大統領は9月1日、中国製品に対する新たな追加関税を発動した
- 来週開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)会合では、7月に続き2会合連続での利下げが見込まれている
- ミシガン大学消費者調査のディレクター、 リチャード・カーティン氏:
- 「今回の統計は、消費者が米金融当局の利下げを見込んでいることを示している」
- 「向こう1年間にリセッション(景気後退)は予想されていないが、個人消費の著しい回復も見込まれていない」
- 「消費はペースは減速しつつも着実に回復し、今後1年間の景気拡大維持に寄与するだろう」
詳細
- 1年先のインフレ期待は2.8%に上昇(前月2.7%)
- 5年先では2.3%に低下し、統計でさかのぼれる1979年以降での最低に並ぶ
- 調査は8月27日-9月11日に実施された
- 統計表
原題:
U.S. Consumer Sentiment Rebounds in September After Big Drop (1)(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)
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