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ウィーワーク、ナスダック上場へ-ガバナンス変更で懸念緩和狙う

更新日時
  • 多議決権株式に付与する議決権は1株10票、従来の20票から変更
  • 共同創業者ニューマンCEOの家族は取締役に就任しない

シェアオフィス事業を展開する米ウィーワークは13日、新規株式公開(IPO)の上場先に米ナスダックを選定した。投資家の懸念を払拭(ふっしょく)するため、ガバナンスの改善策も打ち出した。

  同社が13日に提出した届け出によると、多議決権株式に付与する議決権はこれまでの1株当たり20票から10票へと変更され、共同創業者であるアダム・ニューマン最高経営責任者(CEO)の家族が取締役メンバーに就任することはない。同社はまた年末までに筆頭社外取締役1人も発表する。

TechCrunch Disrupt NY 2017 - Day 1

アダム・ニューマンCEO

Photographer: Noam Galai/Getty Images for TechCrunch

  新たなガバナンス変更が投資家やIPOを担当する金融機関の不安をどの程度緩和できるかは不透明だ。関係者によると、筆頭財務アドバイザーであるJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックス・グループは低い評価額でIPOを進めることに懸念を示してきた。

  同社は9年前に設立して以来これまでに120億ドル(約1兆3000億円)を超える資金を調達してきが、黒字を出したことは一度もない。

  先月の正式なIPO申請以降、ウィーワークは投資家から厳しい指摘を受け、評価額は下落した。同社最大の投資家であるソフトバンクグループは1月にウィーワークを470億ドルと評価する水準で追加出資した。関係者によれば、IPOの評価額は最低150億ドルとなる可能性があると述べている。

  ウィーワークのクラスA株はナスダックで銘柄コード「WE」として取引される。

原題:WeWork Plows Ahead on IPO, Reshapes Board to Counter Doubts (1)(抜粋)

(第3段落以降を追加します.)
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