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ポンド上昇、週間で5月以来の大幅高へ-EU離脱問題で楽観が台頭

  • 北アイルランドのDUP、新たな取り決め受け入れの意向と報道
  • ポンドは対ドルで一時1%余り上昇、7月下旬以来の高水準

13日の外国為替市場でポンドが上昇、このまま引ければ週間ベースで5月以来の大幅高となる公算だ。欧州連合(EU)離脱問題で英議員らの姿勢軟化を伝えた報道を手掛かりに、EUと合意できる可能性があるとの楽観がよみがえった。

  英紙タイムズが報じたところによると、ジョンソン政権を閣外協力で支える英領北アイルランドの民主統一党(DUP)は、アイルランド国境のハードボーダー(物理的壁)設置回避を保証するための「バックストップ(安全策)」に代わる新たな取り決めを受け入れる意向を示した。G10通貨でポンドは最大の値上がり。ドルの全般的な下落もポンドの支援材料となっている。一部のDUP議員が報道内容を否定した後もポンドは上げ幅を拡大した。

Currency touches strongest level since July on Brexit deal prospect

  クレディ・アグリコルのG10通貨戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は、報道は「程なく否定されたものの、市場に驚きを持って受け止められたようだ」と述べ、「最後は合意が成立する可能性があると、市場は感じ取っているのだろう」と指摘した。

  ポンドは一時、対ドルで1%余り上昇して1ポンド=1.2476ドルを記録、7月24日以来の高水準を記録した。週初来では1.6%上昇している。

原題:Pound Set for Best Week Since May as Brexit-Deal Hopes Resurface(抜粋)

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