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きょうの国内市況(9月17日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅高、米中摩擦や日米貿易への懸念後退-日経平均10連騰

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  東京株式相場は小幅に上昇し、日経平均株価は10連騰で終値ベースでは約5カ月ぶりに2万2000円台を回復した。米中通商協議への期待や日米が暫定的な貿易合意に達したことで景気不安が後退した。海外原油高から鉱業や商社など石油関連が買われ、不動産や建設など内需関連も高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比4.71ポイント(0.3%)高の1614.58
    • 8日続伸は2017年10月24日の12連騰以来の長さ
  • 日経平均株価は同13円03銭(0.1%)高の2万2001円32銭
    • 10日続伸は17年10月24日の16連騰以来の長さ
    • 終値での2万2000円台は4月26日以来

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、「米中交渉では表面的ながらもディールが進むとみられ、両国の対立が落ち着くとの期待感が広がっている」と指摘。日米の暫定的な貿易合意も「心配されていた為替条項や自動車関税のリスクがなく、不透明感払しょくで日本株にプラス」と言う。

  • 東証1部33業種では鉱業、石油・石炭製品、不動産、卸売、建設、精密機器、銀行が上昇率上位
  • 原油高がコスト増となる空運や海運、化学、ゴム製品などは下落

●債券は下落、あすの20年入札を控え売り優勢-地政学的リスクが下支え

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  債券相場は下落。20年利付国債入札を翌日に控え、午後に入って売りが優勢となった。一方、中東情勢を巡る地政学的リスクの高まりが世界的な景気の先行き懸念につながり、相場の下支え要因になったとの指摘も聞かれた。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.155%と、8月1日以来の水準まで上昇
  • 新発20年債利回りは1bp高い0.21%と8月1日以来の高水準
  • 長期国債先物12月物は取引開始後に153円83銭まで下落した後に切り返し、一時は14銭高まで上昇した。午後は再び軟化し、結局は3銭安の153円95銭で終了

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • フラット(平たん)化の修正が入り、長期金利がマイナス0.3%まで低下するのは考えにくくなった感があり、金利の戻りの居所を探る展開になっている
  • 18日の20年債入札は無難な結果が見込まれるものの、今の環境ではこれまでのように上値を買っていく状況になるかは疑問
  • 一方、中東情勢を巡っては持続的に安全資産としての債券需要につながるかは不透明だが、原油高が景気悪化要因と捉えられやすい面があり、金利がどんどん上がっていくというイメージにもなりにくい

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超5年以下
  • 買い入れ額は1-3年が4000億円、3-5年が3600億円と前回から据え置き
  • 応札倍率は1-3年、3-5年とも前回から上昇。売り圧力の強まりを示唆
  • 備考:過去のオペ結果一覧

●ドル・円は小幅高、中東情勢懸念は一時的との見方-108円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅上昇。序盤こそ中東情勢を巡るリスク回避で下押ししたが、もう一段の緊迫化が回避されそうなことや米中貿易協議への期待から一時1カ月半ぶりの高値を付ける場面もみられた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時14分現在、前日比0.1%高の108円21銭。108円02銭を安値に一時8月1日以来の108円37銭まで上昇
  • ユーロ・ドルは前日比0.1%高の1ユーロ=1.1007ドル。ユーロ・円は0.1%高の1ユーロ=119円12銭

市場関係者の見方

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • 米国からは対中国にしても対中東に関しても強硬な姿勢が出ていないどころか、軟化姿勢が示されていることからリスク環境は良い
  • 中東情勢は米国がイラン攻撃をするとより厳しい状況になるが、少なくともトランプ大統領は慎重姿勢。これ以上の地政学リスク拡大はないことが市場の安心感に
  • サウジアラビアの石油施設に対して再攻撃のリスクがあることから、積極的にドル・円の高値を買うのは難しい
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