コンテンツにスキップする

フェイスブックの「リブラ」、仏財務相が欧州での運用阻止を表明

  • リスクが高過ぎるほか、国家主権を脅かす恐れとルメール財務相
  • 公共の電子通貨に独自に取り組むよう各国政府に呼び掛け

フランスのルメール経済・財務相は12日、米フェイスブックが計画している仮想通貨「リブラ」について、リスクが高過ぎるほか、国家主権を脅かす恐れがあるなどとして、欧州での運用を阻止する考えを示した。その上で、各国政府に公共の電子通貨に独自に取り組むよう呼び掛けた。

  同相はパリでの経済協力開発機構(OECD)の会議で、リブラが導入されれば、市場占有を巡る懸念が高まり、国家の主権が脅かされ、消費者や企業のリスクが増大するだけでなく、世界金融市場に深刻な混乱を引き起こす可能性さえあると指摘。「リブラに関するこうした懸念は全て深刻だ。このような状況では、欧州域内でのリブラ開発は認められないということを極めて明確にしておきたい」と述べた。

  リブラは6月に計画が発表されて以来、世界中の政策担当者の間に混乱を招いてきた。フランスで7月に開催された主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、そのようなプロジェクトが実現する前に、規制上およびシステム上の懸念に各国が対処する必要があるとの認識で一致した。

原題:France Slams Facebook’s Libra, Calls for Public Digital Currency(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE