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OPECプラス、減産約束の実行を呼び掛け-供給過剰の再発を懸念

  • イラクやナイジェリアなどの国にあらためて約束の実行迫る
  • 減産強化に向けた議論は12月に行われる可能性-オマーン石油相

石油輸出国機構(OPEC)およびOPECと同調する非加盟の産油国、いわゆる「OPECプラス」は、景気減速で石油市場が再び供給過剰に陥りかねないとの懸念に対応し、減産の約束を実行していない国に一層の圧力をかけた。

  2016年の発足以来、OPECプラスはイラクやナイジェリア、ロシアなどのメンバー国に約束を実行させることに苦慮しており、あらためて減産実行を呼び掛けた。

  12日にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに集まった各国閣僚らは、昨年合意した供給抑制のさらなる強化は議論しなかったが、全加盟国に現行の生産枠に沿って減産を行うよう求めた。オマーンのルムヒ石油・ガス相が会合後に記者団に明らかにしたもので、12月に供給抑制強化の問題を再検討する可能性があるという。

Laggards and Leaders

OPEC+ is pressuring Iraq, Nigeria and Russia to fulfill their pledged cuts

Source: International Energy Agency

  サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は「規模にかかわらず全ての国が重要」であり、自国の役割を果たすべきだと会合冒頭で発言。オマーンのルムヒ石油相は、減産で出遅れた国が追いつき約束した減産を実施すれば、市場からさらに日量40万-50万バレルの供給が減る可能性があると述べた。

原題:OPEC+ Tells Members to Make Pledged Cuts as Surplus Looms Again(抜粋)

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