コンテンツにスキップする

米金融当局の「一段の行動」見込む、米景気の順調維持へイエレン氏

  • 米景気後退の可能性高まっている-先月の警告を繰り返す
  • インフレについて「日本のようになりたいとは誰も望んでいない」

イエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、米経済は良好な状況にあるものの、見通しへの脅威は強まってきているとし、米金融当局は引き続き対応するとの見方を示した。

  イエレン氏は12日、シカゴでのイベントで、米金融当局は下振れリスクに対処し始めており、「私は当局による一段の行動を十分に見込んでいる」と述べた。

Powell, Bernanke & Yellen Speak At ASSA 2019 Annual Meeting

イエレン前FRB議長

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は7月31日、金融危機以降で初の利下げに踏み切った。来週の会合でも0.25ポイントの追加利下げに動くと広く予想されている。

  イエレン氏は質疑応答で、「米経済は健全であると言っても全く問題はないだろう」と指摘。一方、米リセッション(景気後退)の可能性は高まっているとし、先月の自らの警告を繰り返した。ただし、実際にリセションが起こるとはなお想定していないと述べた。

  インフレについては、2%目標への押し上げに向け当局は順調に進んでいると考えるが、弱い物価上昇圧力の持続を警戒していると発言。「インフレは目標を大きく下回っている。日本のようになりたいとは誰も望んでいない」と話した。

原題:Yellen Expects Fed to ‘Do More’ to Keep U.S. Economy on Track(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE