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Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

年内の米利下げ、先物市場の織り込み後退-米中合意の可能性が浮上

  • 金利先物動向、年末までに追加で54bpの利下げ織り込む
  • 来週発表のFOMC、25bpの利下げ予想は変わらず
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board building in Washington, D.C.
Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

12日の金利先物市場では米利下げ見通しが後退した。トランプ米政権の当局者らが中国に限定的な貿易合意案を提示することを協議したことが、複数の関係者によって明らかになった。

  フェデラルファンド(FF)金利先物動向によると、FF金利は2019年末時点で約1.60%と織り込まれている。前日の取引終了時点では同1.575%だった。FF金利実効レートの2.13%に基づくと、連邦公開市場委員会(FOMC)が年内に54ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)程度の追加利下げを実施するシナリオとなっている。先物トレーダーは引き続き、今月18日のFOMCで25bpの利下げが決定すると予想している。

  事情に詳しい関係者5人が明らかにしたところによると、米国は知的財産や農産物購入に関する中国の約束を取り付ける代わりに、一部関税の発動を延期、あるいは撤回することを協議した。

  米CNBCはその後、ホワイトハウス高官の発言として、米国は中国との暫定的な貿易合意案を「まったく」検討していないと伝えた。

原題:Traders Pare Bets on 2019 Fed Easing on Possible China Deal(抜粋)

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