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きょうの国内市況(9月12日):株式、債券、為替市場

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●日本株は4カ月ぶり高値、米中懸念後退と円安-輸出など景気敏感高い

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東京株式相場は続伸し、TOPIXと日経平均株価は4カ月ぶり高値。米中貿易摩擦への不安が一段と和らぎ為替相場も円安に振れて業績不透明感が後退、電機や機械など輸出関連、化学や非鉄金属などの素材といった海外景気敏感業種が高い。

  • TOPIXの終値は前日比11.44ポイント(0.7%)高の1595.10
  • 日経平均株価は161円85銭(0.7%)高の2万1759円61銭

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは米国による対中関税引き上げ延期について、「根が深い問題のためいきなりこれで解決というわけにはいかないが、何らかの小さな成果は出てくるかもしれない」と述べた。

  • 東証33業種では電気・ガスや機械、鉱業、電機、化学、非鉄金属が上昇
  • パルプ・紙や石油・石炭製品は下落

●債券は上昇、好需給観測受け中長期債買い-超長期軟調でスティープ化

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債券相場は上昇。トランプ米大統領による対中追加関税の適用延期などを受けた株高・円安を背景に売りが先行したが、日本銀行がこの日のオペで国債買い入れ額を据え置いたことやオペの結果を受けて買い優勢に転じた。超長期債は軟調推移となり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 長期国債先物12月物の終値は前日比10銭高の154円64銭。午前は米中貿易戦争への懸念後退を受けた株高・円安を背景に154円43銭まで下落。午後は買いが優勢になり、一時154円68銭まで上昇
  • 新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.20%で始まったが、午後はマイナス0.215%まで低下
  • 新発5年債利回りはマイナス0.28%と1カ月ぶり水準に上昇した後、マイナス0.305%に低下
  • 新発20年債利回りは0.165%、新発30年債は0.295%、新発40年債は0.33%までそれぞれ上昇

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 手前のゾーンは海外勢の買いなどでしっかり。この堅調さが中長期債に波及して持ち直す展開
  • 欧州中央銀行(ECB)、米連邦準備制度理事会(FRB)とも金融緩和するだろうが、市場との対話も含め、相場の反応は読みにくい
  • 投資家は日米欧の金融当局の会合前にポジションを中立にして様子見姿勢を取らざるを得ないだろう

国債買い入れオペ

  • 対象は残存5年超10年以下と10年超25年以下、25年超
  • オファー額はいずれも前回オペと同じ
  • 応札倍率は5年超10年以下が1.89倍、10年超25年以下は3.03倍にそれぞれ低下、25年超は4.31倍に上昇
  • SMBC日興の竹山氏
    • 5年超10年以下は無難な結果だった
    • 25年超の結果は弱め。利回り較差が大きく、平均とあん分の差がゼロとあって、多少安くても日銀に売りたい向きがいたようだ。10年超25年以下はやや弱め
  • 備考:過去の国債買い入れオペの結果一覧

●円全面安、米中協議楽観でリスク選好-ドル・円6週間ぶり108円台

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東京外国為替市場で円は主要通貨に対して全面安。トランプ米大統領が対中追加関税を延期したことや中国が米農産物輸入の前倒しを検討していることなどを受けて、米中通商協議への楽観的な見方からリスク選好の円売りが優勢となった。ドル・円相場は約6週間ぶりに108円台に乗せた。

  • 午後3時19分現在のドル・円は前日比0.2%高の1ドル=108円ちょうど。一時は108円17銭まで上昇し、8月1日以来のドル高・円安水準
  • オフショア人民元は対ドルで一時1ドル=7.0731元と8月22日以来の高値
  • ユーロ・円相場は0.2%高の1ユーロ=118円94銭。ユーロ・ドル相場はほぼ変わらずの1ユーロ=1.1011ドル。

大和証券の亀岡裕次チーフ為替アナリスト

  • 米国の対中関税延期や中国の米農産物輸入前倒し検討などが材料となり、人民元高、円安が進行している
  • 今晩の欧州中央銀行(ECB)会合では量的緩和(QE)再開への市場の期待は低下。中銀預金金利引き下げが10ベーシスポイント(bp)か20bpかで多少反応は違うだろう。10bpの利下げにとどまれば、一部20bp利下げ期待あり、少し金利高・ユーロ高の反応に
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