トランプ政権は国境での難民申請の制限可能、審理続く間-米最高裁
Greg Stohr-
米入国前に第三国で保護申請しなかった移民は難民申請できなくなる
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移民問題をテーマの一つに掲げるトランプ大統領にとって大きな勝利
米連邦最高裁判所は11日、中米からの移民がメキシコ国境で難民申請するのを制限する新規則をトランプ政権が施行するのを当面認める判断を賛成多数で下した。移民問題を重要なテーマの一つとしているトランプ大統領にとって大きな勝利となった。
最高裁判事らは、差し止め命令を求める申し立てが審理されている間は、米政府は同規則の適用が可能だとした。一連の下級審の判断により、同規則の施行は一時差し止めされていた。
トランプ大統領は最高裁判断を受け、ツイッターで、「国境での難民を巡る米最高裁での大きな勝利だ!」とコメントした。
新規則は米国に入国する前に第三国で迫害や拷問からの保護を申請しなかった移民は難民申請の資格がないとする内容。
原題:Trump Administration Can Curb Asylum Bids, Supreme Court Says(抜粋)
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