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ソフトバンクG債、マネックス証が「2分26秒」で完売-「需要強い」

  • 7年債の利率は1.38%、過去4年で最低も東電上回る
  • マネックス証では50-60代を中心に約300人が購入、男性8割

2分26秒-。マネックス証券が引き受けた5億円のソフトバンクグループの個人投資家向け国内社債は、受け付けを開始した9日午前9時から3分もかからず完売した。

  ネット専業のマネックス証券プロダクト部の山田真一郎部長は、当日に台風15号が首都圏を直撃したにもかかわらず「この速さで完売したことは、低金利が続く中、比較的高金利な商品への投資家の需要の強さを示している」と述べた。

  マネックス証では社債完売に平均2週間を要しており、これまでで今回が最速。ソフトバンクGの債券販売の引き受けシンジケート団には、今回初めて加わった。

Key Speakers at SoftBank World Event Day 2

マネックス証は初めてソフトバンクG債を販売

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  ソフトバンクGが発行する4000億円の7年債の利率は1.38%と過去4年間では最低水準だが、東京電力の10年債(1.01%)よりも高い。9日から19日にかけて、日本全国の個人を対象に販売する。 

  引き受けシンジケート団にはマネックス証やSBI証券などのネット証券のほか、野村証券など大手証券、西日本シティTT証券や水戸証券などの地場証券も加わった。ソフトバンクGは個人投資家からの資金調達を強化しており、4月にも5000億円を調達していた。

北海道から沖縄まで

  マネックス証の山田部長によれば、50-60代を中心に約300人が購入し、男性が8割を占めた。通常の債券よりも年齢層が高く、男性比率が高い傾向があったという。投資家の所在地は首都圏、関西圏が中心で、北海道、東北、九州、沖縄まで全国に分散していた。

  山田部長は「投資家はインターネットで簡単に買うことができ、利便性が高い。これまではIPO(新規株式公開)株がメインだったが、債券販売も拡大していきたい」と語った。

  マネックス証では9日早朝の台風による混乱を予想し、前日に出社態勢を整えた。一部の社員は会社近くのホテルに宿泊したという。

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