コンテンツにスキップする

中国、がん治療薬を対米追加関税の対象から除外-製薬大手に安心感

  • 昨年導入した25%の対米報復関税の対象から12のがん治療薬を外す
  • アストラゼネカの「イレッサ」やファイザーの白血病治療薬など除外

中国は米国との間で続いている貿易戦争が医療制度改革の妨げにならないようにする方針だ。

  財政省は11日、中国が昨年導入した25%の対米報復関税の対象から除外する米製品のリストを公表。その中に12のがん治療薬が含まれている。1年余り前に貿易戦争が始まって以降、中国が除外対象品目を公表したのは初めて。対象は魚肉や殺虫剤など16分野に及び、有効期間は17日からの1年間。

関連記事

  これら医薬品輸入は金額的には少ないが、アストラゼネカファイザーなど、中国市場で大規模な投資を進め、同市場が自社の革新的な医薬品にとって成長の原動力になると期待するグローバルな製薬会社にとって今回の措置は安心材料となる。14億人の国民が良質で手頃な価格の医薬品を利用できることを目指す中国が、医療制度改革に取り組む姿勢も示唆している。

  財政省のウェブサイトに掲載されたリストによると、アストラゼネカの肺がん治療薬「イレッサ」やファイザーの白血病治療薬、ロシュ・ホールディングの直腸がん治療薬などが除外対象となっている。

原題:China Spares Cancer Drugs From Trade War in Relief to Big Pharma(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE