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きょうの国内市況(9月11日):株式、債券、為替市場

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●日本株はことし最長の連騰、米金利上昇と円安-金融などバリュー高い

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  東京株式相場は続伸し、指数はことし最長の連騰記録となった。米中通商摩擦への不安が和らぐ中、米国の長期金利上昇と為替の円安が進み景気懸念が後退した。銀行や証券といった金融株が大幅高となり、輸送用機器、非鉄金属やガラス・土石などの素材も買われた。

  • TOPIXの終値は前日比25.67ポイント(1.6%)高の1583.66
  • 日経平均株価は同205円66銭(1%)高の2万1597円76銭

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「マーケットは7月から年明けまでの米国の5回の利下げを織り込み、景気は腰折れしないとの見方が強まって米長期金利の上昇につながっている」と指摘。8月に相場の重しになっていた米中協議や英の欧州連合(EU)離脱問題、香港の政治などに対する「リスクが同時に後退し、投資家のリスクオフの姿勢が和らいでいる」とみる。

●債券続落、欧米債安や5年入札低調で売りー長期金利1カ月ぶり高水準

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  債券相場は続落。長期金利は約1カ月ぶりの高水準を付けた。前日の欧米国債相場が下落した流れを引き継いで売りが先行し、この日に実施された5年利付国債入札の低調な結果を受けて下げ幅を拡大した。

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比27銭安の154円40銭。一時154円29銭まで下落
  • 12月物の売買高が9月物を上回る。大阪取引所は11日の夜間取引から中心限月が12月物に移行すると発表
  • 新発10年債利回りは一時、前日比3ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.20%、新発5年債利回りは2.5bp高いマイナス0.295%と、ともに8月9日以来の高水準
  • 新発20年債利回り0.165%、新発30年債利回り0.30%、新発40年債利回り0.325%と、いずれも8月上旬以来の水準まで上昇

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 海外勢の日本国債投資が減退してきている影響が出てきており、5年入札も弱い結果
  • 先物や10年債も売られ、海外勢が円債ポジションを全体的に落としていることが連想されやすい
  • 超長期のスティープ(傾斜)化は海外勢が円金利スワップの受けを手じまっている表れ。ドル金利スワップのポジションと同時に、裏側の円金利ポジションも閉じる動き

5年債入札

  • 最低落札価格は101円95銭、ブルームバーグがまとめた市場予想中央値は101円97銭
  • 応札倍率は3.61倍と、2017年5月以来の低水準。前回4.68倍
  • テール(最低と平均落札価格の差)は3銭と、17年9月以来の大きさ。前回2銭

●ドル・円6週間ぶり高値更新、米中融和期待や欧州QE観測後退で

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が約6週間ぶり高値を更新した。米中通商摩擦の緩和期待を背景にリスク選好の流れが継続。欧州中央銀行(ECB)による量的緩和(QE)観測の後退でユーロ高・円安が進むなど、クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)の上昇もドル・円を支援した。

  • ドル・円は午後3時14分現在、前日比0.2%高の1ドル=107円80銭。一時は107円85銭と8月1日以来の水準まで上昇
  • ユーロ・円相場は0.3%高の1ユーロ=119円09銭。一時119円17銭と8月14日以来の水準までユーロ高・円安が進行
  • オーストラリアドルは対円で8月1日以来の1豪ドル=74円台回復。中国の景気対策に対する期待で一時0.6%高の74円20銭

NBCフィナンシャル・マーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • 中国の景気対策への思惑でリスクオンになり、影響を受けやすい豪ドルやニュージーランド(NZ)ドルが買われている
  • 豪ドル・円などクロス円がリスクオンで上昇しており、ドル・円もこれにけん引されて買いが優勢
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