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中国、関税除外リストに農産品含めず-米国への圧力継続

更新日時
  • 大豆や豚肉は除外せず、医薬品や潤滑油は除外対象
  • 有効期間は今年9月17日から2020年9月16日まで

中国は11日、昨年導入した25%の追加関税対象から除外する米製品のリストを公表した。政府は貿易戦争の影響を緩和しようとしているが、大豆や豚肉などの主要な農産物は除外リストに含めなかった。

  財政省がウェブサイトで発表したところによると、医薬品と潤滑油は追加関税の対象外となる。除外品目は農薬など16のカテゴリーにまたがり、リストの有効期間は今年9月17日から2020年9月16日まで。

  今回の免除リストは昨年7月から中国が導入した報復関税第1弾に適用する。中国政府は今年5月に関税免除の申請受け付けを開始したが、除外対象品目を公表したのはこれが初めて。米通商代表部(USTR)は昨年12月以降、中国製品340億ドル(約3兆6660億円)相当に対する懲罰的関税の除外品目を6回にわたって発表している。

The U.S.-China Tariffs

Tariffs, by percentage rate, imposed by the U.S. and China on each other since March 2018

Sources: Office of the U.S. Trade Representative, Bloomberg

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  財政省によれば、中国側は今後、さらなる除外品目を発表していく。

  中国の交渉担当トップは、数週間内にワシントンを訪れる予定で、事務レベル協議も今月行われる。米中双方は9月1日に相互に追加関税を発動、米国は10月1日に追加導入を計画している。解決への進展がなければ12月15日にさらに双方が関税を発動する。

  中国の報復関税戦略はこれまで、トランプ米大統領の選挙基盤である州の農産物と工業製品に重点を置いてきた。米国のさらなる関税引き上げが見込まれる中で、中国が大豆や自動車を関税対象から除外する可能性は低い。

  財政省が先にウェブサイトで発表したところによると、除外リスト第2弾に向けた申請の受付期間は9月2日-10月18日となっている。

原題:China Starts Tariff Exemptions But Keeps Pressure on U.S. Farms(抜粋)
China Starts Tariff Exemptions, Keeps Pressure on U.S. Farms (1)

(最終2段落を追加します.)
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