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Photographer: samxmeg/iStockphoto

今年の勝ち組取引が突然失速-世界的な巻き戻し

  • 堅調な米個人消費と労働市場のデータがきっかけ
  • 「世界の終わり」織り込んでいた米市場不意打ち-ストラテジスト
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ドルと米国債、ディフェンシブ株はロング(買い持ち)。金属とポンドは売り。このルールにのっとって投資すれば、今年は成功が実質保証されてきた。ところが突然、うまくいかなくなった。

  投資家が世界経済の成長見通しを再考し、今年の勝ち組資産が2日連続で売り込まれた。米個人消費と労働市場が堅調なデータを受け、10カ月に及んだ米国債の値上がりはストップした。

  債券利回りは上昇しモメンタム投資が巻き戻され、ディフェンシブ株は売られ銀行株が上昇した。原油と銅は反発、ドル指数は値下がりした。

CTA performance takes a nosedive as yields bottom

  今週これまでのこうした動きは夏の間に市場を襲った成長懸念を完全に払拭(ふっしょく)するものではないものの、反転の速さは投資家に、物事がいかに簡単に変わり得るかを思い知らせた。

  ノムラのクロスアセットストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏は、経済データが「『世界の終わり』を織り込んでいた米金利市場を不意打ちした」とし、米国債上昇に賭けていたコモディティ・トレーディング・アドバイザーズ(CTA)と呼ばれるトレンド追随のファンドがポジション解消を余儀なくされ、動きを増幅した公算が大きいと指摘した。このところの国債値上がりが機械を駆使する取引に主導されていたことをあらためて実感したと語った。

Currencies, Copper Turn
Software, low-vol, U.S. outperformance ebbs; small caps surge

原題:Everything That Worked Suddenly Doesn’t in Global Market Unwind(抜粋)

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