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Photographer: SeongJoon Cho/

日本製バルブへの韓国の関税は協定違反-WTOが認定

An employee assembles a valve on the production line at the Samjin Precision Co. factory inside the Daejeon Industrial Complex in Daejeon, South Korea, on Friday, Nov. 8, 2013. Manufacturers’ business confidence rises to 79 in Jan. from 78 in Dec., according to a Bank of Korea statement. A reading below 100 indicates that pessimists outnumber optimists.
Photographer: SeongJoon Cho/

世界貿易機関(WTO)は10日、「二審」に当たる上級委員会で、韓国が日本製の産業用空気圧バルブに課した反ダンピング(不当廉売)関税がWTO協定に違反していると認定し、是正を勧告した。WTOのウェブサイトで決定が公表された。

  これを受け、TPCメカトロニクスKCCなど韓国メーカーが競争激化に直面する一方、SMCCKD、豊興工業など日本メーカーが恩恵を受ける可能性がある。韓国は2015年以降、日本企業に対して11.6-22.7%の反ダンピング関税を課している。

  WTOは18年の「一審」の報告書では、韓国が反ダンピング関税の決定方法を巡りWTO協定に違反したとしており、この判定の複数の主要部分が二審でも支持された。ただ、他のさまざまな点に関しては、韓国側の主張を認めた18年の判断を今回も支持した。

  世耕弘成経済産業相は、今回の上級委の報告書は日本の核となる主張を認めた判断だとし、韓国に「WTO協定に整合しない措置の誠実かつ速やかな是正を求めていく」との談話を発表。韓国が速やかに従わない場合には、日本は「対抗措置を発動することができる」と指摘した。経産省の発表資料によると、日本から韓国への空気圧伝送用バルブの輸出額は年間約64億円。

  韓国側の代表は今回の決定についてこれまでのところコメントしていない。

原題:South Korean Duties on Japanese Valves Violate Rules, WTO Finds(抜粋)

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