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英中銀総裁:ポンドの変動は新興国通貨並み、離脱結果次第で相当動く

  • カーニー総裁、ポンド相場は「他の先進国通貨と動き違う」
  • ポンドのボラティリティー、今年初めのトルコ・リラを上回る

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、ポンドのボラティリティー(変動性)は新興国通貨並みであり、欧州連合(EU)離脱を巡る結果が明らかになれば英国の資産価格は大幅な水準訂正が起きるだろうと述べた。

  カーニー氏は10日、訪問先のニューヨークで出席した行事で現在のポンド相場について発言を求められた。最初は回答を避けていたものの、後になって英国資産のボラティリティーの高さを強調した。

  カーニー氏は「ポンドのボラティリティーは知っての通り新興市場並みだ。言うまでもない理由により他の先進国通貨とは動きが異なっている」と述べ、「さまざまな指標を見ても、EU離脱の結果次第で金融市場がどちらか一方向に相当動くであろうことが示唆される」と指摘した。

The pound has seen some big swings since June 2016

  EU離脱問題が最終段階を迎える中、過去数カ月間にポンドは乱高下を繰り返している。5月には1.32ドルに上昇したが、今月に入ると1.20ドルを下回る場面があった。英政治の混乱でポンドのボラティリティーは押し上げられ、今年初めのトルコ・リラよりも今のポンドの方がボラティリティーが高い。

原題:Carney Says Brexit-Hit Pound Looks Like Emerging Market Currency(抜粋)

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