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ソフトバンク、公開価格突破に「積極的」自社株買い-枠500億円残る

SoftBank Group CEO Son Masayoshi Presents Earnings Figures
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
SoftBank Group CEO Son Masayoshi Presents Earnings Figures
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

8月に上場後初めて公開価格の1500円を達成し、その後も安定して推移していたソフトバンク株の背景には、公開価格前後の水準での積極的な自社株買いがあった。

8月のソフトバンク株の動き

  10日に発表された自己株券買付状況報告書によると、公開価格を超えた8月9日には168万株(約25億円)を、終値ベースの上場来最高値(1518円)を付けた22日にも159万株(24億円)を取得した。同月は毎営業日、買い付けていた。

  8月までの取得は240億円で、7月に発表された自社株買いの枠には9月以降も500億円の買い余力がある。新株予約権(ストックオプション)行使に備えるため、8月6日から2020年3月31日の間、4600万株(発行済み株式の0.96%)または740億円を上限とする自社株買いをする計画だ。

  ソフトバンクの宮内謙社長は8月9日に公開価格を突破した後、ブルームバーグに対し、「企業価値向上に向けて、引き続き全社を挙げて取り組んでいく」と広報を通じて回答した。6月の株主総会では、昨年12月の公開価格を下回って推移していた株価について、重く受け止めていると述べていた。

  今週には、携帯電話端末を単体で最大半額で他社ユーザーにも販売することを明らかにした。野村証券の増野大作シニアアナリストは、「消費者への訴求力が更に高まる」と分析し、今後3-6カ月の通信セクターのコア銘柄との見方を継続するとしている。

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