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NY州知事、電子たばこの規制強化を示唆-肺疾患の発生事例増加で

  • 小売業者への健康リスクに関する警告表示義務付けを当局に指示
  • フレーバー付き電子たばこを禁じる法律制定も呼び掛け

米ニューヨーク州のクオモ知事は9日、電子たばこ製品を手掛ける小売業者に健康リスクに関する警告表示を義務付けるよう同州の保健当局に指示した。電子たばこ吸引に関連した肺疾患が全米で数百件に上るとの米公衆衛生当局の報告を受けた措置。

  同知事はまた、液状大麻などの違法な電子たばこ製品に使われる濃縮物を宣伝・販売する3社の記録を召喚するよう州保健局に要請。未成年者を呼び込む手段だとして批判されているフレーバー付き電子たばこを禁じる法律制定も呼び掛けた。

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NY州のクオモ知事

  今回の緊急措置に関する声明で、クオモ知事は「電子たばこの吸引に関連した疾病の増加は、恐るべき公衆衛生上の現象だ」と指摘した。

  米疾病対策センター(CDC)は、電子たばこの使用で肺疾患に見舞われたケースの多くが、大麻の主な有効成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)を含んだ製品に関連していたとの調査結果を示している。

  電子たばこ最大手の米ジュール・ラブズの広報担当オースティン・フィナン氏は、大麻や化合物、呼吸器疾患の原因と疑われる化学物質を含む製品を販売していないと強調。自社の存在意義は「成人喫煙者による燃焼性たばこの禁煙を支援」することにあると説明した。同社はニューヨーク州が召喚対象とする3社に含まれていない。

原題:Cuomo Signals N.Y. Crackdown on Vaping Products After Illnesses(抜粋)

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