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Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

フェイスブック、訴え却下の申し立て退けられる-個人情報漏えい訴訟

  • 社内記録への足掛かりを原告に提供することにつながる判断
  • 同意なく個人情報を他者と共有されたとしてユーザーが提訴
An attendee looks at a mobile phone while walking the demonstration room during the F8 Developers Conference in San Jose, California, U.S., on Tuesday, April 30, 2019. Facebook Inc. unveiled a redesign that focuses on the Groups feature of its main social network, doubling down on a successful but controversial part of its namesake app and another sign that Facebook is moving toward more private, intimate communication.
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

フェイスブックが本人の同意なく個人情報を他者と共有したとして同社ユーザーが起こしていた訴訟で、サンフランシスコの米連邦地裁判事は9日、訴えの却下を求めていた同社の申し立てを退ける決定を下した。主張を裏付けるためフェイスブックの社内記録にアクセスする機会を原告に与えることにつながる判断となり、同社は多額の賠償を強いられる可能性がある。

  ビンス・チャブリア判事は、「ユーザーが個人情報を限られた数の友人と共有する目的でソーシャルメディアを利用する場合、ソーシャルメディア企業がこうした情報を実質的に無限のオーディエンスと共有しても、ユーザーにはプライバシー侵害を訴える権利はない」とするフェイスブックの主張について、「この上なく間違っている」と指摘した。

  同判事は「ユーザーが個人情報を限られた相手と共有する場合、対象相手を限定する意思を明確にしている場合は特にそうだが、プライバシーの権利を保持し、そうした権利に違反した相手を提訴することは可能だ」と記した。

  英コンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカがアプリのデベロッパーから入手したフェイスブック利用者の個人情報は、2016年米大統領選でドナルド・トランプ氏の陣営を支援するのに利用された。

  フェイスブックに電子メールでコメントを求めたが、返答はない。

原題:
Facebook Faces Massive Damages in Cambridge Analytica Suit (2)(抜粋)

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