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Photographer: EVA HAMBACH/AFP

ドル・円一時約1カ月ぶり高値、米中通商協議に期待ー午後上げ縮小

更新日時
Packs of freshly printed 20 USD notes are processed for bundling and packaging at the US Treasury's Bureau of Engraving and Printing in Washington, DC July 20, 2018. - The dollar slid against the euro and pound on Friday, July 20, 2018, as US President Donald Trump adopted an aggressive posture on trade and foreign exchange, stoking talk of a currency war in addition to a trade war. (Photo by Eva HAMBACH / AFP) (Photo credit should read EVA HAMBACH/AFP/Getty Images)
Photographer: EVA HAMBACH/AFP

東京外国為替市場のドル・円は一時約1カ月ぶりのドル高・円安水準を付けた。米中貿易摩擦をめぐる米トランプ大統領などの発言を受け、10月前半に予定されている両国の通商協議に向けて一段と期待が高まった。ただ、その後は終盤にかけて伸び悩んだ。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時9分現在、前日比0.1%高の1ドル=107円34銭。一時107円50銭と8月2日以来の高値まで上昇
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.1043ドル。ユーロ・円は0.1%高の1ユーロ=118円54銭

市場関係者の見方

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • 米中通商協議の具体性が高まる中、前日のムニューシン財務長官やきょうのトランプ大統領の発言を受けて協議に対する期待が高まっている
  • このほか、中国の預金準備率引き下げ、英国の合意なき離脱リスクの後退、月内の米朝協議期待、独財政出動期待などリスクオン材料が目白押し
  • ドル・円は市場が注目する日足・一目均衡表の雲が位置する107円半ばに到達し一服も、リスクオフの修正圧力が増す中、クロス円がけん引するドル・円の上昇は続きやすく、108円トライを意識した展開も

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • 来週に中国側と協議するとのトランプ大統領の発言で、米中リスクが後退している
  • 今回は、10月上旬の閣僚級協議に向けた実務者協議による地ならしと思われる
ドル・円は一目の雲に到達

背景

  • トランプ米大統領は9日の集会で、中国は協議を望んでいるとし、中国側と来週協議すると発言
  • ムニューシン米財務長官は9日、米国と中国は貿易協議で「大きく前進した」と、FOXビジネスで語った
  • 米国が今後の貿易協議に向けた環境づくりで行動を起こし誠意を示すことができるよう中国は望んでいると共産党機関紙の人民日報が10日の論説に記した
  • 日経平均株価は前日比73円高で取引を終了
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