コンテンツにスキップする
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

米当局、中国人教授を訴追-ファーウェイ絡みの企業秘密窃盗に関与か

  • アモイ大学教授の毛波被告はテキサス大学アーリントン校客員教授
  • この刑事訴訟案件はNYブルックリン連邦地検が担当
The Huawei Technologies Co. logo sits on a rooftop in Copenhagen, Denmark, on Monday, May 20, 2019. The Trump Administration blacklisted Huawei on Friday, jeopardizing its supply of American components from semiconductors to the Google apps that run on its smartphones.
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

シリコンバレーのスタートアップ企業から民事訴訟を起こされた中国のアモイ大学教授が、華為技術(ファーウェイ)に絡む企業秘密窃盗に関与したとして米連邦当局から刑事責任を問われている。

  テキサス大学アーリントン校の客員教授でもある毛波被告は、中国の通信企業に代わって「財産」を取得するためにカリフォルニア州のテクノロジー企業に対する電信詐欺を働いたとして訴追された。

  米政府はファーウェイに対し、対イラン制裁違反やTモバイルUSからの企業秘密窃盗の疑惑を巡る刑事事件の捜査を進めている。ファーウェイのテクノロジーを禁止した米政府は、同社が中国政府のスパイ活動を助けたと非難。ファーウェイは不正行為を否定し、米国が政治的理由で同社を標的にしていると批判している。

  毛被告の刑事訴訟はイラン関連の事件も扱うニューヨーク州ブルックリン連邦地検のアレクサンダー・ソロモン検事補が担当している。

  毛被告は当初、検察から逃亡や司法妨害の危険があるとして、保釈が認められずに身柄を拘束されたが、先月10万ドル(約1074万円)の保釈金で拘束が解かれた。

  ブルックリンのリチャード・ドノヒュー連邦検事正の報道官はコメントを控えた。毛被告のマリオン・バックラック弁護士に取材を試みたが返答はない。テキサス大学アーリントン校の広報担当に同被告についてコメントを求めたが、現時点で返事はない。

  毛被告の案件を当初担当していたテキサス州の連邦地検は中国の通信会社とその被害者を特定しなかったが、シリコンバレーのCNEXラブズがファーウェイを相手取り起こした民事訴訟と類似している。この訴訟でCNEXは、毛被告が2016年に学術研究と偽って回路基板を入手する契約を同社と結びファーウェイのために技術を盗むことに加担したと主張していた。

原題:U.S. Charges Chinese Professor Accused of Theft to Help Huawei(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE