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フォード格付け、ムーディーズがジャンク級に下げ-経営改善策に疑念

  • シニア無担保債務格付けを「Ba1」に引き下げた
  • 北米事業の利益率低下や中国での大幅な損失にムーディーズは言及

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは9日、米フォード・モーターのシニア無担保債務格付けをジャンク級(投機的水準)の「Ba1」に引き下げた。ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)の業績改善計画が利益や現金を十分迅速に生み出せるかどうか疑問を呈している。

  Ba1の格付けはジャンク級では最も高い水準。キャッシュフローや利益率が予想を下回っており、今後2年間は低調にとどまる可能性が高いとムーディーズは指摘した。金融セクターを除くとフォードは米最大級の社債発行体の一つ。

  また、北米事業の利益率が8%未満と、2016年時点の10%強から低下していることに加え、古い製品やディーラーとの希薄な関係などに起因する中国での大幅な損失にも言及した。

  取引が最も活発なフォードの社債であるフォード・モーター・クレジットの2029年償還債(表面利率5.113%)価格は9日午後、ムーディーズの発表を受け、米国債との比較で下落。債券価格システムのトレースによると、米国債に対する上乗せ利回りは0.3ポイント上昇して3.45ポイント。フォードの株価は通常取引後の時間外取引で一時4.2%安の9.14ドルとなった。

原題:
Ford Cut to Junk as Moody’s Doubts Hackett’s Turnaround Bid (2)(抜粋)

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