コンテンツにスキップする
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

超長期ゾーン中心に債券が大幅安、海外金利のベアスティープ化が波及

更新日時
The A.P. Moller-Maersk A/S logo sits on shipping containers stacked on the quayside at Frankfurt Osthafen container dock, operated by Contargo Rhein-Neckar GmbH, in Frankfurt, Germany, on Tuesday, Aug. 13. 2019. Germany’s economy shrank in the second quarter, ramping up pressure on Chancellor Angela Merkel to unleash fiscal stimulus as manufacturers reel from a U.S.-China trade war.
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

債券市場では超長期債を中心に大幅安。英国の合意なき欧州連合(EU)離脱懸念の後退や、米中貿易協議の進展期待などを背景に海外の利回り曲線がスティープ(傾斜)化する流れを受けて、売り優勢の展開が続いている。

  新発20年債利回りは一時、前日比5ベーシスポイント(bp)高い0.15%と8月6日以来の水準まで上昇した。新発30年債利回りは一時0.28%、新発40年債利回りは0.305%と、ともに8月上旬以来の高水準を付けた。 

  長期金利の指標となる新発10年国債利回りは一時4bp高いマイナス0.22%と、8月9日以来の水準まで上昇。その後はマイナス0.23%にやや戻している。

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • いろんな要因が重なり、モメンタムで買われていた相場が逆流している
  • 押し目買いは入っているものの売り圧力が強く、下値のめどは難しい
  • 一方、今月は国債の大量償還に伴う需要で大きく反発する可能性もあり、ここからは乱高下する展開を想定している
新発40年物国債利回りの推移

背景

  • 米10年物国債利回りはこの日の時間外取引で一段と上昇。一時は1.66%程度と8月23日以来の高水準
  • ドイツ10年債利回りは9日の取引で前週末比5bp高いマイナス0.585%
  • 英国:EU離脱延期法が正式成立、女王が裁可-合意なき離脱を阻止へ
  • トランプ米大統領:中国側と来週協議する
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE