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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

【米国株】S&P500ほぼ変わらず-ヘルスケア安い

更新日時
Monitors display stock market information as pedestrians are reflected in a window at the Nasdaq MarketSite in the Times Square area of New York, U.S., on Friday, Sept. 6, 2019. U.S. stocks advanced and Treasuries were mixed as Federal Reserve Chairman Jerome Powell’s latest comments did little to alter views on Federal Reserve policy.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

9日の米株式市場では、S&P500種株価指数がほぼ変わらず。午後は軟調な展開が続いていたが、終盤に下げを縮めた。米国債相場は下落し、利回りが上昇した。

  • 米国株はS&P500種がほぼ変わらず-ヘルスケア安い
  • 米国債は下落、10年債利回りは1.6%上回る
  • NY原油は上昇、サウジ新エネルギー相が減産継続を示唆
  • NY金は下落、1オンス=1511.10ドル

  このところ上昇していたヘルスケア銘柄を中心に下落。一部アナリストが警鐘を鳴らしたことが手掛かり。ゴールドマン・サックスのアサド・ハイダー氏は「8月の議会休会が終わり、向こう数週間に医薬品価格に関するニュースが大量に出てくる可能性がある」と指摘した。大型ハイテク株も下げた。また米10年債利回りが上昇して1.6%を上回る中、不動産や公益など配当利回りの高い銘柄が売られた。

  フォート・ピット・キャピタル・グループのチャーリー・スミス最高投資責任者(CIO)は、「米国債市場にやや反転の動きが出ている状況に、一部のモメンタム投資家は不安を抱いたようだ」と分析した。

  S&P500種株価指数は前週末比ほぼ変わらずの2978.43。ダウ工業株30種平均は38.05ドル(0.1%)高の26835.51ドル。ナスダック総合指数は0.2%下落。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して1.64%。

  ムニューシン米財務長官はこの日、米国と中国は貿易協議で「大きく前進した」と述べた。

  GW&Kインベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、アーロン・クラーク氏は電話取材で、「貿易を巡るセンチメントが相場の細かな上げ下げに影響している」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は大幅上昇。サウジアラビアの新エネルギー産業鉱物資源相が、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国による減産継続を示唆したことが背景にある。サウジのエネルギー相に新しく任命されたアブドゥルアジズ・ビン・サルマン王子は、同国の石油政策が劇的に変化することはないと述べた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は1.33ドル(2.4%)高の1バレル=57.85ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は1.05ドル上げて62.59ドル。

  ニューヨーク金先物相場は下落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は4.40ドル(0.3%)安の1オンス=1511.10ドル。

原題:Stocks Close Mixed as Sovereign Debt Yields Surge: Markets Wrap(抜粋)
Oil Gains as New Saudi Minister Signals OPEC+ Cuts to Continue

(第5、6段落を加え、更新します.)
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