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Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

東京センチュリー、米航空機リース会社を完全子会社化

更新日時
A traveler walks in a departure hall at Narita Airport in Narita, Chiba Prefecture, Japan, on Monday, Aug. 26, 2019. The decline in South Korean tourists in July dented an otherwise positive result, with the total number of visitors to Japan climbing 5.6% from a year earlier.
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

情報関連機器などの設備リースを手がける東京センチュリーは9日、米国の航空機リース会社、アビエーション・キャピタル・グループ(ACG)を完全子会社化すると発表した。米大手生命保険会社のパシフィック・ライフ・インシュランスから、75.5%の株式を約30億ドル(3213億円)で取得する。持ち分の取得は12月を予定している。

  東京センチュリーの発表資料によると、ACGは新規事業の拡大に取り組んでおり航空機分野も注力分野の一つに掲げている。航空機リース事業を強化や中長期的な安定成長を実現する目的があるという。2017年12月にACGの株式20%を取得し、今年3月には増資引き受けで持ち分比率は24.5%まで高まっていた。

  ACGはカリフォルニア州に本社がある創立30年を迎える世界でも最古参の大手航空機リース会社。45カ国超90社以上の航空会社にリースを行い、今年6月末時点で保有管理したり、発注済みとなったりしているのは約500機で2018年12月期の売上高は10億4800万ドルで純利益は2億6600万ドル。完全子会社化で自社の既存事業との連携で航空機のアフターマーケットを含め航空機ビジネスの市場で存在感を高めることができるとしている。

  資金は取得時点では手元資金とブリッジローンで調達した後、順次金融機関からの借り入れやハイブリッドファイナンスなど資本性資金の調達などに切り替えることも検討しているという。買収のファイナンシャルアドバイザーには三菱UFJモルガン・スタンレー証券とみずほ証券を起用する。

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