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きょうの国内市況(9月10日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、米長期金利上昇と円安-銀行など金融や素材高い

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  東京株式相場は続伸。米国と中国との通商交渉などに対する不透明感が後退する中、米長期金利の上昇や為替相場の円安を好感して銀行や証券など金融株が大幅高。鉄鋼など素材、市況高を受けた原油関連株も上げた。

  • TOPIXの終値は前日比6.88ポイント(0.4%)高の1557.99
  • 日経平均株価は同73円68銭(0.4%)高の2万1392円10銭

  JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストは「米中貿易に関するポジティブニュースで世界的に下がり過ぎた金利が戻ってきている。ECBの緩和など過剰な期待が剥がれてきている面もある」と指摘。日本株はグローバルにみるとバリュー株のイメージがあるとし、「米金利が上昇する時には他の株式市場より上がりやすい」と述べた。

  • 東証33業種では銀行や証券・商品先物取引、鉄鋼、石油・石炭製品、鉱業、海運、ガラス・土石製品、非鉄金属が上昇
  • 医薬品、サービス、不動産、精密機器、陸運、電気・ガスは下落

●長期や超長期債利回り1カ月ぶり高水準、海外金利ベアスティープ化で

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  債券相場は大幅安。長期金利と超長期債利回りは1カ月ぶりの水準に上昇した。英国の合意なき欧州連合(EU)離脱懸念の後退や、米中貿易協議の進展期待などを背景に海外の利回り曲線がスティープ(傾斜)化した流れを受けて、残存の長いゾーンを中心に売りが優勢となった。

  • 新発20年債利回りは一時、前日比5ベーシスポイント(bp)高い0.15%と8月6日以来の水準に上昇
  • 新発30年債利回りは一時0.28%、新発40年債利回りは0.305%と、ともに8月上旬以来の高水準 
  • 新発10年債利回りは一時4bp高いマイナス0.22%と、8月9日以来の水準に上昇
  • 長期国債先物9月物の終値は前日比31銭安の154円67銭。午前には154円54銭と1カ月ぶりの水準まで下落

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 12日に欧州中央銀行(ECB)の政策決定会合を控え、過度な緩和期待が修正されて海外金利がベアスティープ化。一通り材料を消化しないと買うタイミングが分からない
  • さまざまな要因が逆回転している状況で、調整幅がかなり大きくなっている感がある
  • ポジションが一方向に傾いていたところに金利上昇要因が加わったことで、ロスカット的な売りを余儀なくされている面もある 

●ドル・円一時約1カ月ぶり高値、米中通商協議に期待ー午後上げ縮小

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東京外国為替市場のドル・円は一時約1カ月ぶりのドル高・円安水準を付けた。米中貿易摩擦をめぐる米トランプ大統領などの発言を受け、10月前半に予定されている両国の通商協議に向けて一段と期待が高まった。ただ、その後は終盤にかけて伸び悩んだ。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時9分現在、前日比0.1%高の1ドル=107円34銭。一時107円50銭と8月2日以来の高値まで上昇
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.1043ドル。ユーロ・円は0.1%高の1ユーロ=118円54銭

市場関係者の見方

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • 米中通商協議の具体性が高まる中、前日のムニューシン財務長官やきょうのトランプ大統領の発言を受けて協議に対する期待が高まっている
  • このほか、中国の預金準備率引き下げ、英国の合意なき離脱リスクの後退、月内の米朝協議期待、独財政出動期待などリスクオン材料が目白押し
  • ドル・円は市場が注目する日足・一目均衡表の雲が位置する107円半ばに到達し一服も、リスクオフの修正圧力が増す中、クロス円がけん引するドル・円の上昇は続きやすく、108円トライを意識した展開も
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