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成田空港が「陸の孤島」に、高速道路や鉄道が寸断-5000人超が足止め

  • 最終便が着陸する午後11時ごろまでは足止め客が増加する見通し
  • 都心と空港を結ぶバス会社も全便の運転を見合わせ

台風15号の上陸で千葉県内の鉄道や高速道路が寸断されたため成田空港が「陸の孤島」と化している。高速バスや鉄道といった主要な交通手段を絶たれたため多くの利用者が空港内に足止めされているほか、同空港にたどり着けず旅行を断念するケースも出ている。

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成田空港(8月26日)

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  空港を運営する成田国際空港の広報担当者は9日午後1時半時点で3ターミナルで計約5200人が足止めされていると明らかにした。最終便が着陸する午後11時ごろまでは右肩上がりで足止め客が増加する見通しで、飲食物の配布について検討を始めたという。高速道路や鉄道を運営する企業から運行再開の見通しについての連絡は受けていないとしている。一般道を経由して空港を出ることは可能だと話した。

  東日本高速道路によると、東関東自動車道は潮来インターチェンジと湾岸習志野インターチェンジの間で、新空港道が成田ジャンクションと新空港インターチェンジの間で9日早朝から通行止めとなっている。

  そのため、都心と空港を結ぶバスを運行する東京空港交通やジェイアールバス関東などは全便の運転を見合わせている。正午ごろには、東京駅八重洲口周辺で300人を超える人が空港行きのバスを待つ列に並んでいた。

  京成電鉄は、飛来物で電線が切断されたことや倒木の影響により、京成本線の京成津田沼駅と成田空港駅間や成田空港(スカイアクセス)線の運行を見合わせた。JR東日本も架線支障の影響で総武快速線の一部区間や成田線などを運休している。

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