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韓国大統領、法相に側近の曺国氏起用-国会の疑惑追及も任命強行

更新日時
  • 曺氏には娘の不正入学疑惑や家族のファンド投資を巡り厳しい目
  • 10時間を超える記者会見や国会聴聞会で疑惑を否定
韓国の文在寅大統領

韓国の文在寅大統領

Photographer: Jim Lo Scalzo/EPA
韓国の文在寅大統領
Photographer: Jim Lo Scalzo/EPA

韓国の文在寅大統領は、腐敗や縁故主義などの疑惑をメディアや国会に厳しく追及されている側近の曺国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官を法相に任命した。大統領府が9日発表した。

  文政権を支持する進歩派は、曺氏が法相に就任すれば大統領の掲げる検察改革が前進すると期待している。これに対し大統領に批判的な向きは、曺氏が法相にふさわしくなく、国内経済が低迷し輸出管理を巡って日本と対立するさなかに不必要に混乱を助長するものだと主張していた。

  曺氏に対する疑惑は、娘が高校時代に短期間のインターンをしただけで研究論文の筆頭著者になり名門大学に入学したことや、家族がプライベートエクイティー(PE、未公開株)ファンドへの投資で多額の利益を得ていたことなどを巡るもの。

  同氏は先週、10時間を超える記者会見と国会の人事聴聞会で疑惑を否定。世論調査会社リアルメーターが6日発表した調査結果によると、曺氏の法相任命に反対するとの回答は56.2%、賛成は40.1%だった。

原題:South Korea’s Moon Names Criticized Confidant Justice Minister(抜粋)

(2段落目の背景をさらに追加して更新します.)
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