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マリンクロットがオハイオ州のオピオイド訴訟で和解、32億円支払いへ

  • 内訳は現金2400万ドル、中毒治療向け含む後発薬寄付が600万ドル
  • オピオイド問題巡る初の連邦裁判所の審理前に和解

米製薬会社マリンクロットはオピオイド系鎮痛剤を巡る訴訟で和解するため3000万ドル(約32億円)を支払うことに同意した。オピオイド中毒問題に関連する初の連邦裁判所の審理を回避した。

  6日の同社発表によると、和解金内訳は現金2400万ドル、オピオイド中毒治療向けを含むジェネリック(後発薬)の寄付が600万ドル。マリンクロットを相手取った訴訟は10月にオハイオ州クリーブランドの連邦地裁で審理が始まる予定だった。

  発表を受け、マリンクロットの株価は6日のニューヨーク市場で18%高で引けた。2020年4月償還の社債価格も一時6.75セント上昇して額面1ドル当たり65セント。前日には過去最低の同46セントを付けていた。債券価格システムのトレースが示した。オピオイド訴訟で多額の賠償金を請求される可能性を巡り投資家の不安が広がる中で、同社は今年に入ってから時価総額の約90%を失っていた。

Mallinckrodt's bonds rebound on news of settlement in principle

  米国では2000余りの都市や郡など自治体がオピオイド中毒の広がりへの対策で投じた多額の資金回収を目指している。

  マリンクロットを提訴した都市や州は、自社製品の注文に対する同社幹部の監視が緩く、中毒性のある医薬品販売について思慮を欠く態度を取っていたと主張している。

原題:
Mallinckrodt Takes $30 Million Deal to End Ohio Opioid Cases (2)(抜粋)

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