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イラン、高性能遠心分離機を稼働-ウラン濃縮度20%超は見送り

  • ウラン濃縮度の上限順守せず、遠心分離機の研究開発を推進と表明
  • ウラン濃縮度を20%超にする必要は今のところないと報道官

イランは7日、2015年の核合意で定められ、同国が既に超過しているウラン濃縮度の上限にもはや従わず、遠心分離機の研究開発への制限を順守しないと発表した。米国とイランとの外交的緊張の緩和に努力する欧州の指導者らに対する新たな揺さぶりとなる。

  イランは高性能遠心分離機を既に稼働させており、遠心分離機の研究開発を推進するとイラン原子力庁のカマルバンディ報道官が7日の記者会見で表明した。

  イランは過去数週間にわたり、欧州連合(EU)が6日までに同国産原油の輸出を可能にするメカニズムを実現できなければ、核合意の履行停止措置「第3弾」に踏み切ると警告していた。

  ウラン濃縮度の上限を「順守しない」としながらも、ウラン濃縮度を20%超にする必要は今のところないと同報道官は述べた。「核兵器級」には90%超への引き上げが必要になる。

原題:Iran Says It’s No Longer Abiding by Uranium Enrichment Limit(抜粋)

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