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仏財務相:ルノーと日産は共通戦略の定義必要、フィアットと議論前に

  • ルメール仏財務相、イタリア新政権発足で両国の関係回復に意欲
  • 伊新政権発足は両国関係に「新しい刺激」与えるユニークな機会

フランスのルノー日産自動車は、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との潜在的な提携について議論する前にまず、共通の戦略を定義する必要があるとルメール仏財務相は述べた。

  イタリアで新政権が発足したのを受け、フランスとイタリアの間には関係回復の兆しがあるが、イタリア・米国系のFCAとの提携の可能性にはルメール財務相は冷静な見方を示した格好だ。

  ルメール氏は7日にイタリアのチェルノッビオで開かれたフォーラムで、コンテ伊首相率いる新政権の発足は両国関係に「新しい刺激」を与える「ユニークな機会」だと指摘。ユーロ圏予算の策定や欧州の競争法改革などを含め、両国が協力できる複数のテーマに言及した。

  ただ、ルメール氏はこうした友好的姿勢を、6月前半に撤回されたフィアットによるルノーとの合併の試みには広げなかった。ルメール氏は記者団に「ルノーと日産の現在の優先事項は、この重要な産業グループの将来の共通戦略を明確に定義することだ。私は産業戦略の内容を知りたい」と語り、それを定義している間は「他の問題に関わる時ではない」と付け加えた。

原題:
Le Maire Sees No Room for Renault-Fiat Talks Amid Italy Revival(抜粋)

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