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米中貿易戦争、解決には長い時間要する公算-クドローNEC委員長

  • 冷戦を引き合いに対立の長期化を警告-ホワイトハウスで記者団に
  • 冷戦とは多くの点で異なるとも説明-「ある種の進展」はある

米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は6日、中国との貿易戦争が解決するまでには長い時間を要する可能性があると述べ、冷戦を引き合いに中国政府との対立長期化を警告した。

  同委員長はホワイトハウスで記者団に対し、「リスクは非常に高い。われわれは決着をつける必要がある。もし10年間かかるとすれば、そうなるだろう」と語り、合意に至るまでの期間の予想はしたくないとも話した。
  
  クドロー委員長は通商や人権、安全保障に絡んだ問題を含め中国との対立は多岐にわたると述べ、「旧ソ連とではわれわれの望む地点に至るまで何十年もかかった」と説明。1人の記者が中国との貿易対立はある尺度で見ればすでに1年半続いていると指摘すると、同委員長は「大きな歴史の流れの中でこうした問題での18カ月というのは非常に長い時間だとは全く思わない」と答えた。

  また対中貿易戦争は冷戦とは多くの点で異なり、米国は中国の崩壊を目指しているわけではないとし、ムニューシン財務長官とライトハイザー通商代表部(USTR)代表が中国の劉鶴副首相と前向きな電話会談をするなど「ある種の進展がある」と述べたが、「50年あるいは100年」続くかもしれない対立を巡っては「広範囲にわたる帰すべき結論」があるとの認識を示した。

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原題:Kudlow Sees Long Road to Resolution in U.S.-China Trade Dispute(抜粋)

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