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英野党が団結、首相の目指す早期総選挙にあらためて反対へ

更新日時
  • 野党は9日の総選挙動議に反対で一致、総選挙は早くて11月以降に
  • 英上院はEU離脱延期法案を承認、休会前に成立へ

英野党は、ジョンソン首相が9日にあらためて議会に提出する総選挙実施の動議を否決する構えだ。10月末の合意なき欧州連合(EU)離脱を確実に阻止することが狙い。11月より前に総選挙が実現する公算は小さそうだ。

  6日午前の電話会議では労働党、スコットランド民族党(SNP)、自由民主党、ウェールズ民族党、変化のための独立グループ(IGC、旧チェンジUK) の各党が来週見込まれる総選挙実施の動議に対し、団結した立場を取ることで合意した。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  電話会議が非公開だったことを理由に匿名で述べた同関係者によると、野党側はまた、ジョンソン政権に対する不信任投票を9日に求めないことも決定した。電話会議の結論からすると、総選挙は早くても11月以降になる。

  ジョンソン首相は6日、スカイニューズに対し、英国のEU離脱を「阻止したいと露骨に考えている人々が議会にいる」と述べ、労働党のコービン党首やSNPを名指しした。「この連中は選挙をやりたくないと考えている。わかった。恐らく、選挙で勝てると考えていないのだ。それならいい。自分がEUに乗り込んで合意を勝ち取り、10月31日に確実にEUから出て行く」と続けた。
 
  英上院はこの日、EU離脱延期法案を承認した。この法案では首相は10月19日までにEUと新たな合意を結べない場合、EUに対し離脱延期を書面で要請することが義務付けられる。上院の承認により、同法案は議会が休会に入る前に成立する見通しとなった。  

ジョンソン英首相は今週、EU離脱戦略を巡り議会で立て続けに否決を突きつけられるという屈辱を味わった

(Source: Bloomberg)

原題:U.K. Opposition Parties to Deny Boris Johnson His Early Election(抜粋)
Bill Blocking No-Deal Brexit Passes House of Lords(抜粋)

(上院がEU離脱法案を承認したとの情報を加え、最終段落を更新します.)
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