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アリババ、ネットイース電子商取引コアラ買収-20億ドル、異例の連携

  • ネットイースの音楽アプリにも7億ドル出資-馬雲氏の基金と
  • アリババとネットイースは小売りやゲーム、音楽でテンセントに対抗

中国のアリババ・グループ・ホールディングは5日、ネットイース(網易)の越境型電子商取引プラットフォーム「考拉(コアラ)」を約20億ドル(約2140億円)で買収すると発表した。ネットイースの音楽ストリーミングサービスにも出資し、中国のインターネット大手2社が異例の協力関係を築く。

  アリババは今回の取引で自社の「天猫」輸出入部門に次ぐ規模の外国ブランド向けオンラインマーケットプレイスを手に入れる。コアラは独立して業務を続けるが、新たな最高経営責任者(CEO)として天猫からアルビン・リウ氏が就く。また、アリババは馬雲(ジャック・マー)氏の雲峰基金と共にネットイース・クラウド・ミュージックに7億ドルを出資する。

  アリババとネットイースはソーシャルメディア大手テンセント・ホールディングス(騰訊)と幾つかの分野で競合。アリババは長らく中国のインターネット小売りで優位を保ってきたが、テンセントが出資する拼多多などからの挑戦を受けている。

  ネットイースはゲームでテンセント最大の競争相手となっているが、テンセントが強みを持つ音楽ストリーミングにも事業を広げている。アリババは自前の音楽アプリ「蝦米」を保有している。

  ネットイースにとっては利益率が低いコアラ売却で、主力のゲーム事業に力を注ぐことができる。

原題:Alibaba Strikes $2 Billion Deal for NetEase’s Kaola Online Mall(抜粋)

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