みずほのザリリ氏、退社の日はパドルボードで帰宅-ハドソン川横断
Jenny Surane-
10月には54歳になる-キャリアに一区切りつけることを決断
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ドイツ銀など経て10年にみずほ入社-新しい仕事、来年探すつもり
米国みずほ証券のマーク・ザリリ氏は、同社でのモーゲージセールスマンとしてのキャリアの最後の日、いつものようにハドソン川を渡って帰った。違うところは、水着を着てパドルボードで渡ったことだ。
エグゼクティブディレクターとしてモーゲージおよび資産担保証券のデスクを率いてきた同氏は先月、退社すると決めた後、趣向を変えたルートを使って帰宅したという。

ハドソン川を渡るザリリ氏、マンハッタンの職場からの最後の帰宅だ
「ハドソン川は荒れ模様だった」とザリリ氏と話す。波が高かっため、ニューヨークのマンハッタンからニュージャージー州までのほとんどを、膝をついて進まなければならなかったと付け加えた。
川は荒々しかったが、同氏の気分は悪くなかった。「10月には54歳になる。会社に行って帰るという生活でこれ以上時間を無駄にしたくなかったので、自分のキャリアに一区切りつけることにした」。ザリリ氏はハドソン川を渡った時の画像をリンクトインのアカウントに掲載した上で、テキストメッセージでこう打ち明けた。
ドイツ銀行などを経て、2010年にみずほに入った同氏は、新しい仕事を来年探す計画だと述べた。今のところは、ニュージャージー州ブリックに自身が所有するバー「マントロキング・ロード・エールハウス」でもっと多くの時間を過ごすつもりだ。
原題:Mizuho Salesman’s Final Commute Home: Paddling Across the Hudson(抜粋)
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