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米ISM非製造業総合景況指数:8月は56.4に上昇-雇用は減速

更新日時

米供給管理協会(ISM)が5日発表した8月の非製造業総合景況指数は、前月から上昇し、市場予想を上回った。景況指数は2008年2月以降で最大の伸びとなった。一方で雇用に関しては活動の減速が示された。

キーポイント

  • 8月の非製造業総合景況指数は56.4に上昇-3カ月ぶり高水準
    • ブルームバーグが実施したエコノミスト調査での最も高い予想も上回る
    • 予想の中央値は54
  • 前月は53.7と、16年8月以来の低水準だった
  • 同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
U.S. service companies strengthened in August as business activity jumped

インサイト

  • 先に発表されたISM製造業総合景況指数では、世界的な需要の弱さや貿易戦争のエスカレートが影響して活動の縮小が示され、近い将来のリセッション(景気後退)懸念が強まったが、今回の非製造業景況指数はこうした不安を和らげる方向に作用する可能性がある。サービス業は経済全体の約90%を占める
  • ISM非製造業調査委員会のアンソニー・ニーブス委員長:
    • 最新の関税ではより多くの消費財が対象となることから、9月と10月はサービス業への影響の兆しを明確に示す月となろう
    • 調査では、価格上昇を見越して既に在庫を積み増していると回答した企業もあった

詳細

  • 景況指数は61.5(前月53.1)に上昇し、1カ月の上昇幅としては2008年2月以来最大
  • 新規受注は60.3に上昇し、半年ぶり高水準
  • 雇用指数は53.1に低下し、17年3月以来の低水準
  • 仕入れ価格指数は58.2に上昇
  • 輸出受注は50.5に低下し、17年1月以来の低水準に並ぶ
  • 受注残は16年12月以降で初めて縮小を示した
  • 統計表

原題:Growth at U.S. Service Firms Quickens While Employment Cools (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します.)
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